「頭の重たさ」との対話

先日、対面でヒプノセラピーを受けてくださったお客様。

体験内容の掲載を許可していただいたので、シェアさせていただきますね。



その方とは、セッション当日までのやりとりで、身体の不調に関するお話もお聞かせいただいていたので、「ソマティック・ヒーリングをすることになるかもしれないなぁ。」と思い準備をしていました。

ソマティック・ヒーリング】とは、ヒプノセラピーの手法の1つで、身体の状態に焦点をあてていく方法です。

その方のセッションは、結局、前世療法でみていくことになったのですが。

前世の一生を感じ終えて、魂の状態となり、その前世の振り返りをしている場面で、

クライアントさんが「頭がちょっと重い感じ」と。
イヤではないんだけど、不快だとおっしゃっていることもあり、その重たさをじっくり感じてみることになりました。

「重たさ」の中に入って、それになったつもりで会話をしたりしながら進めていきます。
その「重たさ」は、じんわりとしていて、黒(黒紫)っぽい色。
呼び名は「黒さん」。
頭の部分から出すために、
掃除機で吸いだしてみたり、
ピンク色の光で癒してみたり、
水で流してみたり。
本人がやってみたいなと感じる方法を全て試してみる。

その中で感じたことは、
「ここから出ていきたくない。」という黒さんの想い。悲しさ。
そして、
「気づいて欲しかった。気づいてもらってうれしい。ありがとうと言っているような。」
そんな感覚。

結局、黒さんはいなくなり、
セッションが終わってからは、その頭の重さはなくなっていたそうです。

まさに、ソマティック・ヒーリングでした。

復習しておいてよかった。

セッションを通して、
どこがポイントになってくるのかというのは分かりません。

前世療法を選択して、前世の一生のイメージをみても、
結局、そのセッションで大切なポイントとなるのが、前世ではなくて、
中間世という場所で会いたい人(存在)に会って、メッセージをもらうことだったりするのです。

そう。分からないのです。

だからこそ、ヒプノセラピストとして、
色んな方法を知っておいて、たくさんの引き出しを持ち、
状況に合わせて柔軟に対応できるようになりたいなと思うのです。

邁進。邁進。

2020年9月のご予約はこちらからどうぞ。

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