こんにちは。
1日おひとり様限定の
古民家ヒプノセラピーサロン
tokitokoro じゅんこです。
ヒプノセラピーでは
『過去世』を取り扱うことがあります。
ですが
その過去世が『本当』であるかどうかは
関係ありません。
歴史的に名を残しているような人物であれば
史実に基づいて
検証することができるかもしれませんが
実際にその人物だったのか
あるいは
その人物について
かなり詳しく知っている人物だった
ということもあり得ますよね。
ヒプノセラピーで思い起こされてくる
当時の服装や時代や起こる出来事などから
照らし合わせてみたとしても
その過去世が本物だということの
実際の証明に結びつけるのは
難しいのかもしれません。
それでも
ヒプノセラピーで浮かび上がってくる
過去世が本物かそうでないかに関わらず
気づきや解放や変化をもたらし
『効果がある』というふうに
多くの方が言っています。
『過去世セラピー』
ネビル・ロウ著 VOICE編 から
喜多見龍一さんの文章を引用させていただきます。

そもそも過去世なんてあるんだろうか、という疑問はちょっと脇に置いておく。なぜ脇に置いてしまうかというと、「ある人には、ある」「ない人には、ない」からだ。
で、次の疑問は「過去世を知ったからといって、なんなんだ」という意見である。
ごもっともです。
たしかに、現在只今生きているこの「現世」こそが、私たちのプレイ・グラウンドであって、そこを除いて大切なものはないし、日常生活の中以外に私たちの意識を進化させる領域はない。
この疑問に対して、今「あっち」にいる故ネビルは、第一に「過去、現在、未来は、今この瞬間に起きている」と述べている。また第二に、豊富な症例の中から、「だって、過去世を解放することにより、確実に癒される人がいるんだもん」と答えている(彼は稚拙な人間ではない。念の為)。〜途中略〜
ネビルがあげたふたつ目の理由「だって癒される人がいるんだもん」は、「人間は、信じているようになる」ということを語っている。鰯の頭を信じている人は鰯の頭に救われる。過去世を信じていない人が、過去世を解放することによって癒されるということは起こりえない。
人間は信じているものによって「問題」も生み、信じているものによって「解放」も起こす。
喜多見さんの言い回しが面白くて
ずっと頭に残っている一文です。
過去世が本物かどうかに関わらず
あるかどうかに関わらず
自分が信じていれば有効であるということですね。
